今回は文字列を扱います。
文字列はstr型とも言われます。
文字列の定義
まずは早速文字列の出力をしてみましょう。
文字列の書き方
pythonの文字列はシングルクオーテーション(’)もしくはダブルクオーテーション(”)で定義します。
Python
'test text'
test text
Python
"test text"
test text
文字列の中にシングルクオーテーションもしくはダブルクオーテーションを挿入したい場合は以下のように記載します。
Python
#直前に\を挿入する。
'doesn\'t'
“doesn’t”
これをしないとエラーとなってしまいます。
Python
"doesn't"
SyntaxError: unterminated string literal
複数行の文字列を入力するときはシングルクオーテーションもしくはダブルクオーテーション3つを使って書きます。
Python
"""\
おはようございます。\
今日は天気がいいですね。\
今日もよろしくお願いします。\
"""
‘おはようございます。今日は天気がいいですね。今日もよろしくお願いします。’
文字列の連結
文字列は連結することが可能です。
連結するときは「+」を使います。
Python
"Hello" + "world"
‘Helloworld’
また、掛け算も可能です。
Python
("Hello" + "world") * 5
‘HelloworldHelloworldHelloworldHelloworldHelloworld’
文字列は変数に格納することも可能です。
Python
#変数に文字列を格納
prefix = 'py'
suffix = 'thon'
Python
prefix + suffix
‘python’
文字列のインデックス
文字列では1文字ごとに番号が振られており、指定することで文字を抜き出すことができます。
文字列は一番左の文字を0として番号が振られています。
抜き出す際は以下のように書きます。
Python
word = 'python'
Python
word[0]
‘p’
Python
word[3]
‘h’
後ろから数えることも可能です。
その場合は-を使います。
Python
#一番最後の文字を出力する。
word[-1]
‘n’
Python
word[-2]
‘o’
範囲を指定して抜き出すことも可能です。
Python
word = 'python'
Python
#2以上5未満の文字を抜き出す。
word[2:5]
‘tho’
Python
#4以上の文字を抜き出す。
word[4:]
‘on’
Python
#0以上6未満の範囲で2つおきに出力する。
word[0:6:2]
‘pto’
len関数を使い文字列の長さを出力することができます。
Python
word = 'python'
Python
len(word)
6
最後に
今回は文字列について学びました。
以下今回のまとめです。
- シングルクオーテーション(’)もしくはダブルクオーテーション(”)で定義する。
- 「+」を使って連結が可能
- 1文字ずつインデックスがついていて、[]を使って文字の抜き出しが可能
コメント