python基礎 リストを扱う

python基礎

今回はpythonを使うにあたって頻繁に利用するリスト構造について基本的な使い方を解説していきます。

リストの定義

リスト構造は、データの集合を順番に並べたものです。要素はカンマで区切って角かっこ [] で囲みます。

Python
# 空のリスト
my_list = []

# 数字のリスト
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]

# 文字列のリスト
fruits = ["apple", "banana", "orange"]

リストには様々なデータ型を混在させることも可能です。

Python
[1, 2.0, 'Python', 'Java', (1, 2)]

リストの基本操作

リストには、要素の抽出、追加、変更、など、様々な操作を行うことができます。

リストの抽出

リストには0から始まる要素の順番(インデックス)があり、それを指定することで要素を抽出することができます。

Python
#数値のリスト
squares = [1, 4, 9, 16, 25]

#要素の「1」を抽出
squares[0]

1

要素の指定にマイナスの値を使うことで後ろから数えて何番目といった指定もできます。

Python
#数値のリスト
squares = [1, 4, 9, 16, 25]

#要素の「16」を抽出
squares[-2]

16

以下のような書き方をすることで、リスト内の複数要素を抜き出すことも可能です。

Python
#数値のリスト
squares = [1, 4, 9, 16, 25]

#要素の2以上4未満を抽出
squares[2:4]

[9, 16]

リストの追加

append関数を使うことで、リストに要素を追加することができます。

Python
squares = [1, 4, 9, 16, 25]

squares.append(36)
squares

[1, 4, 9, 16, 25, 36]

+でリストをつなぐことでリストを連結することが可能です。

Python
squares = [1, 4, 9, 16, 25]

squares + [36, 49, 64, 81, 100]

[1, 4, 9, 16, 25, 36, 49, 64, 81, 100]

リストの変更

リストの要素は、インデックスを使って直接変更することができます。

Python
squares = [1, 4, 5, 16, 25]

#2番目の要素を変更
squares[2] = 9

squares

[1, 4, 9, 16, 25]

範囲を指定して変更も可能です。

Python
squares = [1, 2, 5, 16, 25]

#2番目の要素を変更
squares[1:3] = [4, 9]

squares

[1, 4, 9, 16, 25]

リストの削除

del関数を使うことでリストの削除が可能です。

Python
squares = [1, 4, 9, 16, 25]

del squares[0]
squares

[4, 9, 16, 25]

リストの要素を空白で置き換えることで削除することも可能です。

Python
squares = [1, 4, 9, 16, 25]

squares[0] = []
squares

[4, 9, 16, 25]

数値のリストの応用

数値のリストでは、関数を使うことで要素の最大値や合計などを計算することが可能です。

Python
number = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]

#リスト内の最大値を抽出
max(number)

10

Python
number = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]

#リスト内の最小値を抽出
min(number)

1

Python
number = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]

#リスト内の合計を抽出
sum(number)

55

Python
number = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]

#リストの要素数を抽出
len(number)

10

まとめ

Pythonのリスト構造は、データの集合を順番に並べた基本的なデータ構造です。要素の追加、削除、検索、並び替えなど、様々な操作を行うことができます。

このブログ記事を参考に、リスト構造を理解し、様々な場面で活用してください。

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